車の寿命
せっかく買った車なら、長くきれいな状態を保ちたいですよね。しかし、どれだけ大切にメンテナンスしていても車には寿命があります。よく言われるのが『購入してから10年』という話ですが、2020年の一般財団法人自動車検査登録情報協会の調査によると、平均使用年数は13年となっています。なるべく車を維持するためには、どういった工夫が必要なのでしょうか?本記事ではおすすめの方法について紹介しますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
車を長持ちさせる工夫やメンテナンス方法まとめ
洗車をする
車につく小さな傷は、付着している泥や砂ぼこりが原因で発生することがあります。こういった小さな傷でもサビが侵食し、劣化が進んでいきます。こういった細かい傷をつけないためにも、定期的に洗車をすることが大切ですよ。
カーコーティングをする
カーコーティングは車の艶をだし、美しい状態を保つにはとてもおすすめです。特にガラスコーティングは1度の施工で3~5年は効果が維持されるので、車の状態にこだわりたい方はぜひ検討してみてください。
日陰に駐車する
車は太陽の紫外線でもかなり劣化します。塗装が色あせるだけでなく、レザーシートの劣化も進んでしまいます。そのため、なるべく屋内や屋根のある場所に駐車して、無理な場合はシートで光をさえぎるなどの工夫をしましょう。
アイドリングをしない
アイドリングはエンジンをかけたまま停車している状態のことです。アイドリングストップは身体や環境への悪影響だけではなく、エンジンを長持ちさせるためにも大切です。アイドリング状態が続くと、エンジンが不完全燃焼を起こし、内部が汚れるので気を付けましょう。
タイヤの溝と空気圧をチェックする
タイヤの空気圧が高かったり低かったりすると、燃費が悪くなったり乗り心地が悪化してしまいます。また、タイヤの溝は道路交通法によって1.6mm以上と定められているので、定期的なチェックと交換が必要です。摩耗を確認する方法としては、10円玉を逆さまになる向きで溝に差し込んでみてください。10の上側が見えればタイヤの溝が4mm以下になっているので、タイヤ交換を検討しましょう。
ウィンドウォッシャー液を補充する
ウィンドウォッシャー液は、フロントガラスの汚れを洗い流すときに使いますが、使用頻度が少ないとつい補充を忘れてしまいます。1ヵ月に1回は確認して満タンにしておくと良いでしょう。
ワイパーを交換する
ワイパー交換には、ガラス面に接するワイパーゴムの交換と、ワイパーゴムを固定するワイパーブレードの交換があります。ワイパーゴムは1年に1度、ワイパーブレードは2年に1度交換しておくと、綺麗に保つことができるでしょう。
エアコンフィルターを交換する
エアコンフィルターを交換しないままにしておくと、冷暖房の効きが悪くなる可能性があります。水洗いできるタイプなら、こまめに洗うことでカビやにおいの発生を抑制できます。
冷却水をチェックする
冷却水はクーラントと呼ばれるエンジンを冷やす液体のことです。この冷却水が劣化すると、エンジンがオーバーヒートを起こしやすくなります。そのため2年に1回は冷却水の残量を確認して、減り応じて補充する必要があります。
エンジンオイルを交換する
エンジンオイルは、エンジンを動かすための潤滑油です。エンジンオイルが劣化していると、燃費が悪化したり、焼き付きが生じる原因になります。そのため6ヵ月ごとか、走行距離5000kmごとに1回交換するのが望ましいです。
タイヤのローテーションをする
タイヤは交換するだけでなく、定期的に位置を変えるローテーションを行いましょう。こうすることで、摩耗の偏りをなくし、長持ちさせることが可能です。
オイルフィルターを交換する
オイルフィルターは、エンジンオイルを濾過するためのフィルターです。使い続けるうちに不純物などで目詰まりが起こるため、定期的に交換することでエンジンオイルを長持ちさせることができます。
ブレーキオイルを交換する
ブレーキオイルはブレーキの性能に大きく影響するため、4年に1回は交換することが必要です。ブレーキオイルには沸点の違いによって種類があるため、車種などを基に調べるか、プロに任せてしまうのがおすすめです。
バッテリーを交換する
バッテリーは車に搭載されている蓄電池のことです。バッテリーは車を動かすためには欠かせないため、劣化したバッテリーを使い続けると非常に危険です。一般的なガソリン車の場合、2~5年に1回の交換が望ましいとされています。
まとめ
いかがでしたか。車はパーツごとに、適切なタイミングで確認&交換することで、良い状態を保つことができます。愛車に長く乗っていきたい方は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてくださいね。